不登校のお子さんが家にいることが長くなってきて、元気を取り戻しつつある。
そして暇そうにしている!
お手伝いぐらいはしてほしい。
それは当然のことです。
ある年齢になれば何かしら家のお手伝いをするのはごくごく当たり前のこと。
また家事ができるようになることは、お子さんの将来にとってもプラスです。
ただ”不登校なんだから“ではありません。
“家族の一員なんだから“です。
- 不登校だから家にいて暇でしょ。
- 家にずっといるんだからそれぐらいできるでしょ。
という気持ちでお手伝いを頼むとうまくいかないでしょう。
お子さんは
「お手伝いしてね。」
の奥に潜む親御さんの思いを敏感に察するでしょう。
お子さんが辛いのは親御さんのこのような気持ち。
不登校のお子さんは、こういう関わりの一つ一つを見ているのです。
不登校であろうとなかろうと家族の一員です。
お手伝いするのは当然。
体調が悪くなければお願いしてじゃんじゃんお手伝いしてもらいましょう。
〇お子さんのお手伝い(^^)/
- できればお子さんの興味関心のあるもの
おしゃれが好き→洗濯
食べることが好き→料理、後片付け
外出好き→買い物
動物好き→ペットの世話
- ある程度できるようになるまでは、親御さんが一緒にする。
- 文句は言わない。やり直しさせない。
- ありがとうは必須
という感じで(^^♪
できれば習慣化してもらいたい!!
少し長い目で見守っていきましょう。
家族みんなで家事を分担するなんて私にとっては夢です。
私はといえば、全く子どもたちにお手伝いさせていません。
仕事が忙しくて子どもにお手伝いを教えて、見守るという時間が惜しかった。
私がした方が早いって感じでした。
だから息子たちは、今大学生のですが、全く何もできない!!
今でも私が一人でばたばた家事をしています。
小さい頃から少しずつでも手伝ってもらい、家事を分担できるようにしておけばよかった。
当時の手間を惜しんだ私は心底、後悔しています。
子どもにとっても、自立にあたり何もできないのは困るかもしれません。
むしろお子さんにはお手伝いをさせてあげてください。
ただお手伝いに、お金やなんらかのごほうびなどを絡めない方がいいと思います。
何をするにもお金や報酬を求めるような家族関係になりやすい。
おすすめしません。