アンガーマネージメント~怒りのコントロール~

明石市の市長さんがおやめになるそうです。

原因は『暴言』

 

 

 

この方はどうやら前にも、暴言で役職を解かれていますので、又同じことを繰り返したことになります。

 

 

こんな形で辞めることになったことは、不本意でしょう。

怒りをコントロールできないことで、職を失うこともある。

この市長は、子育ての支援では精力的に動かれてきたとのことですが、残念な結果になってしまいました。

 

 

しかしそれは仕方ないこと。

 

 

きっと幾度も、色々な人を暴言で苦しめてきた。

怒られた人の中には、長年に渡り、苦しい思いを抱える方もおられると思われます。

 

 

誰にとってもいいことはないという結末です。

 

 

さてもしあなたが、

『怒りをコントロールできない』

と感じておるなら何か手立てをとられることをお勧めします。

 

 

怒りは、悪いことではありません。

何かしらのあなたの一生懸命の思いから怒っている。

怒りやすい人は、真面目な方が多いように感じます。

 

 

ただその怒りを人にぶつけるからトラブルの元になるのです。

 

 

見えない感情をコントロールするのは、難しいことです。

そして、怒りは強い衝動性がある。

 

 

しかし裏返してみれば、強い感情ですのでわかりやすいともいえる。

 その強い衝動性を捕まえましょう。

 

 どうやって怒りをコントロールするのか 

 

人は危険を察知したら反射的に身を守る行動を起こします。

怒るということは、反射なのです。

 

 

よく言われているのは怒りのピークは6秒。

まずは6秒我慢!

ここで反射的に怒らない。

 

 

ただ6秒立てば、怒りが完全に収まるわけではありません。

その後は、ご自身の理性によって、怒りをコントロールするという流れです。

 

 

 

怒りのコントロールを”アンガーマネジメント”と言います。

日本でもずいぶん広がってきました。

書籍も沢山出ています。

 

 

しかしこの市長さんも、”アンガーマネジメント”の講座を受けていたとのことでした。

うーん、困りました。

”アンガーマネジメント”をおすすめしにくくなってしまいました"(-""-)"

 

 

”アンガーマネジメント”の一般的な講座や書籍での学びは、単発です。

その後、継続してコントロールし続けるには、かなりの覚悟が必要です。

この方の場合は、専門的な知識のある伴走者が必要だったかもしれません。

 

 

明石市長、曰く

「プチッとキレてスイッチが入った」

 とのこと。

 

大変、残念です。