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子どもが「学校に行きたくない」と言ったら|親の答え方

「学校に行きたくない」

朝、お子さんにそう言われたとき、どう答えればいいか悩みませんか?

 

毎朝「行きたくない」と言う。

これは「一時的な行き渋り」なのか、それとも不登校の始まりなのか。

 

「わかった、休もう」と言うべきか、「頑張って行こう」と言うべきか。

 

正解がわからず、不安になる親御さんは多いと思います。

 

私は公立小学校で28年間、養護教諭(保健室の先生)をしてきました。

 

そして、自分自身も2人の息子の不登校を経験しました。

長男が4年生の時、次男が5年生の時。

同じ母親なのに、2人には全く違う答えをしました。

 

その経験から、「学校に行きたくない」と言われたときの答え方、判断のポイントをお伝えします。

 

私の2人の息子|全く違う答えをしました

長男の場合:「わかった、よく頑張ったね」

長男が4年生の時、「学校に行きたくない」と言いました。

私は答えました。

「わかった、よく頑張ったね。ちょっとゆっくりしようか」

理由:

長男は担任の先生と全く合わず、怒られては反抗してという毎日でした。

そして先生も大人気(おとなげ)なく子ども相手に応戦されていたので、親の私から見ても学校へ行く意味が見あたらなかったのです。

 

ですので学校に行きたくないことについては、「受け入れるしかない」という感じでした。

次男の場合:「休みながらでいいから、少しずつ行こう」

次男が5年生の時、「学校に行きたくない」と言いました。

私は答えました。

「いや、休みながらでいいから、少しずつ行こう」

理由:

次男が学校を休みたい理由は、いじめが絡んでいました。

 

ただ学校が色々考えて、いじめについて対応をしてくれていましたので、「無理はしないでいいけど、いける範囲で行こう」となったのです。

同じ母親なのに、全く違う答え

同じ兄弟で、同じ母であるのに全く違う返事なのです。

不登校については:

  • 行くべき
  • 休ませたほうがいい
  • むしろ学校を辞めさせたほうがいい

など、色々な意見があります。

これを考える時に一番大切な視点は「お子さんの置かれている現状がどうか」ということです。

 

 

学校に行く・行かないを判断する3つのポイント

学校に行く行かないという一般論ではなく、そのお子さんがこのまま:

 

1. この学校に行ったらどうなるか?

学校の状況は、お子さんにとってどうでしょうか?

  • 先生との関係はどうか
  • いじめはあるか
  • 学校は問題に対応してくれているか
  • クラスの雰囲気はどうか

保健室で、ある子がこう言いました。

「先生、学校に行っても怒られるだけ。僕、何したらいいかわからない」

その言葉を聞いて、私は「この子に今、学校は必要か?」と考えました。

 

2. この先生といたらどうなるか?

担任の先生との関係は、とても大きい要素です。

  • お子さんの気持ちを理解してくれているか
  • 配慮してくれているか
  • 信頼関係はあるか

養護教諭として、多くの先生を見てきました。

素晴らしい先生もいれば、残念ながらお子さんと合わない先生もいます。

 

3. お子さん自身の状態はどうか?

  • 心のエネルギーは残っているか
  • 体調はどうか
  • 学校のことを考えると、どんな反応をするか

 

本当は、お子さん自身の性格や発達的な強み弱みも加味していく必要があります。

お子さんを中心にして考えていきましょう。

 

「わかった、休もう」と答えるとき

こんな状況なら、休ませることを考えてください:

  • 学校の環境が、お子さんに合っていない
  • 先生との関係が悪化している
  • いじめがあり、学校の対応が不十分
  • お子さんの心身が限界に近い
  • 学校に行く意味が見あたらない

 

私は長男のとき、迷わず「休もう」と言いました。

無理に行かせて、心が壊れる方が怖かったからです。

 

「休みながらでいいから、行こう」と答えるとき

こんな状況なら、行ける範囲で行くことを考えてください:

  • 学校が問題に対応してくれている
  • 先生が配慮してくれている
  • 解決の方向性が見えている
  • お子さんに、まだ心のエネルギーがある
  • お子さん自身が「本当は行きたい」と思っている

 

私は次男のとき、「無理しなくていいけど、行ける範囲で行こう」と言いました。

学校が動いてくれていたからです。

 

行き渋りで親がクタクタになったら|まず自分の心を守ってください

「毎日行きたくない」と言われる。

でも、怒ったり、物で釣ったり、学校まで送ったりして、なんとか今は毎日泣きながらでも学校に行っている。

こんなこといつまで続けるのか、私も子どももクタクタです。

 

 

もしあなたがこのような状態だったら・・。

まず、ご自身の心に尋ねてください

 「今の状態を続けていて、私の心は大丈夫か?」

それで、まだ支援できるなら、次に子どもさんについて考えるようになさってください。

親御さんがクタクタになると

子どものためにと親御さんが無理され、心が疲れてしまうケースがたくさんあります。

不登校は、親御さんのせいではありません。

ただ回復の過程には、親御さんの支援が必要です。

親御さんが心身ともに元気でないと、結局は、お子さんの回復が遅くなってしまうのです。

 

一旦、休憩する

親御さんがクタクタなら、一旦、休憩する方向に進んでください。

エネルギーを使うべきは、**「お子さんの心の回復に向けて」**なのです。

大切なのは「一旦」ということ。ずっとではないのです。

 

 

一番大切なこと|お子さんの現状を見る

不登校について、一般論で語ることはできません。

  • 「必ず学校に行くべき」でもない
  • 「絶対に休ませるべき」でもない

大切なのは、お子さんの現状です。

保健室で、何百人もの子どもたちを見てきました。

そして、自分の息子たちの不登校も経験しました。

 

 

その経験から言えることは:

 

「学校に行きたくない」と言われたとき、親が考えるべきは

「この子にとって、今、学校は必要か?」

ということです。

 

元養護教諭として伝えたいこと

私は公立小学校で28年間、養護教諭として保健室で多くの子どもたちと親御さんと向き合ってきました。

そして、自分自身も長男と次男、2人の不登校を経験しました。

 

 

その経験から言えることは:

正解は、お子さんの数だけあります。

  • 世間の常識
  • 他の人の意見
  • 一般論

ではなく、目の前のお子さんを見てください。

お子さんが「学校に行きたくない」と言ったとき、それはSOSのサインです。

そのサインを受け止めて、お子さんにとって一番いい選択を一緒に考えていきましょう。

 

 

まとめ

「学校に行きたくない」と言われたときの対応について、大切なポイントをお伝えしました。

  • 同じ親でも、子どもによって答えは違う
  • 一般論ではなく、お子さんの現状を見る
  • 学校の状況、先生との関係、お子さんの状態を総合的に判断
  • 「休もう」も「行こう」も、どちらも正解になりうる
  • 行き渋りで親がクタクタになったら、一旦休憩する
  • 大切なのは、お子さんにとって何が必要か

 

一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。

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