その不登校 私のせい その1

不登校のお子さん、そして親御さんに、自分自身を必要以上に責める人がいます。

 

子どもさん

  • 「学校にいけないのは私の頑張りが足りないから」
  • 「親に迷惑かけて全部私のせい」

 

親御さん

  • 「私の育て方が悪いのかな」
  • 「あの時こうしてしまったから・・こうなった!」

 

何か問題が起きた時、自分に責任があると考える。

自分のせいだと思う。

これは『自責思考』と言います。

 

反対に、

  • あの人が悪いから
  • この状況が悪いから
  • 運が悪かった

と外に原因があると思う。

これは、『他責思考』です。

 

どちらが良いということではなく、自分の癖を知っておいて、問題にその都度冷静に向き合うことが大切です。

(自分のせいの時もあるし、そうでない時もありますね。)

 

 

日本では自責思考の人の方が好まれたりします。

ただ自責という行為は、限度を越えれば、その人の生きる力そのものを脅かします。

 

いつも自分を責めるという人にとって、一番の敵は自分というわけです。

とにかくどんなことも自分のせい。

自分を責めて責めて責めまくる。

 

相手は自分ですから、遠慮も誤魔化しも通用しない。

徹底的に、弱点を狙ってついてきます。

完膚なきまでに貶めるのです。

 

 

これはいけません。

一歩も動けなくなります。

世界は真っ暗闇に見えます。

 

 

しかしよく考えてください。

敵は自分なのです。

自分次第で状況は変えることができるのです。

 

次回はその糸口になる考え方を書きます。

 

 


こちらの記事もあわせてご覧ください


その他関連記事