不登校のお子さん、そして親御さんに、自分自身を必要以上に責める人がいます。
子どもさん
- 「学校にいけないのは私の頑張りが足りないから」
- 「親に迷惑かけて全部私のせい」
親御さん
- 「私の育て方が悪いのかな」
- 「あの時こうしてしまったから・・こうなった!」
何か問題が起きた時、自分に責任があると考える。
自分のせいだと思う。
これは『自責思考』と言います。
反対に、
- あの人が悪いから
- この状況が悪いから
- 運が悪かった
と外に原因があると思う。
これは、『他責思考』です。
どちらが良いということではなく、自分の癖を知っておいて、問題にその都度冷静に向き合うことが大切です。
(自分のせいの時もあるし、そうでない時もありますね。)
日本では自責思考の人の方が好まれたりします。
ただ自責という行為は、限度を越えれば、その人の生きる力そのものを脅かします。
いつも自分を責めるという人にとって、一番の敵は自分というわけです。
とにかくどんなことも自分のせい。
自分を責めて責めて責めまくる。
相手は自分ですから、遠慮も誤魔化しも通用しない。
徹底的に、弱点を狙ってついてきます。
完膚なきまでに貶めるのです。
これはいけません。
一歩も動けなくなります。
世界は真っ暗闇に見えます。
しかしよく考えてください。
敵は自分なのです。
自分次第で状況は変えることができるのです。
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