不登校と担任の自尊心

これは親御さんが気にする内容ではないのですが、担任の先生の自尊心の具合によって、不登校のお子さんとの関わりに影響が出ることはあります。

 

私が教員時代ですが、教育相談担当者として不登校のお子さんについて担任と話すときに、不登校のお子さんに異常に反応している担任がいます。

多分何かが、その先生の自尊心に触れてしまっているのです。

  • (自分のせい?)
  • (学級経営が問題?)
  • (力不足って思われる?)

何か心あたりがあるなら、前向きに改善する策を考えればいいのですが、そうはいかずに

  • (私のせいではない。家庭環境だ)
  • (忙しいから関われません!)

とか正当そうな理由づけをして、関わらないで避けたりなどする。

 

 

これでは不登校のお子さんの心を支援できません。

 

 

もし担任と関わっていてどうもおかしいな?

と感じる時などは 、担任以外で信頼できる先生に、サポートをお願いするようにしてください。

 

文部科学省は、組織として動く

「チーム学校」

という体制を進めていますので、担任以外にも関わってもらうのが正しい方向とも言えます。

 

 

教員は様々な経験をつみながら、ベテランになっていく。

その過程で自分の自尊心にも向き合う。10年

後、20年後に期待しましょう。

 

 

 

教員になった時点で、本当はみんなが子どもの心を支援できる精神状態であれば素晴らしいのですが、それは実質問題として難しい。

そこを追求するなら、逆に精巧なAI を教師にということになるかもしれません。

 

でも人はAIには、癒されない(多分)

人は人に癒されるのです。