お子さんが「お化けが見える」「霊感がある」と言って、戸惑っていませんか?
私は公立小学校で28年間、養護教諭(保健室の先生)をしてきました。
子どもは怖い話が大好きです。
トイレの花子さんがでたーーといって大騒ぎで楽しんでいる子どもたちも多いです。
そうやって楽しいんでいる子はいいのですが・・。
今日はもう少し真面目にというか深刻なケース
保健室で、お子さんから
「お化けが見える」
「死んだおばあちゃんが話しかけてきた・・」
「何もないはずなのに、みえない物体にぶつかった。」
という話はじつは時々聞いていました。
また修学旅行先の広島の平和公園では、尋常ではないほどおびえる子もいました。
また現在、不登校・学校がしんどい子どもたちのカウンセリングをしていますが、カウンセリングでもこうした話を聞くことがあります。
そして・・。
私自身の息子もそういう体験がありました。
子どものお化け話や霊感について保健室とカウンセリングでの経験から、親御さんの考え方をお話します。
保健室で「お化けが見える」と聞いてきた
不登校のお子さんに:
- お化けが見える
- 霊感がある
という話は、保健室で何度も聞いてきました。
カウンセリングでも聞くことがあります。
そういうことを子どもさんが話してくれた時、良かったと胸を撫で下ろします。
話してくれなければ、決して辿り着くことのできない、そのお子さんの内的な世界です。
私たちがその世界に触れ、理解しようとしなければ、本当の意味でその子の心を癒すことはできない――私はそう思っています。
私の考え
私は霊感はないですが、若い時の友人にすごく霊感がある子がいました。
その子といると不思議なことが沢山ありました。
世の中には、そういうことあるということは理解しています。
皆さんは、どのように感じられますでしょうか……?
子どもの話を聞くときの姿勢
話す子どもは、心の奥にある何かを、勇気を振り絞って差し出してくれています。
だからこそ、ゆっくり、慎重に聞いてあげてください。
まるで繊細なガラス細工を扱うように、子どもの言葉に触れてください。
話しているうちに、子ども自身が気づきを得ることもあります。
「わかってもらえた」だけで、お子さんは、まず安心します。
そうして関わり続けるうちに、自然と納得し、自分の足で立ち上がっていくのです。
また中には作り話をしている子どもの当然あります。
だけどそれは子どもがそういうことを言いたいということです。
何か背後にはお化けではないけれどもあるのでしょう。
じっくり時間をかけてお子さんの状況を見るようにしてください。
注意すべき言葉
以下のような言葉は、慎重に状況を見てから言うようにしてください。
- 「そういうことを言ってはいけない」
- 「病院に行った方がいい」
- 「そんなことあるはずがない」
- 「気のせいだ」
- 「そう思うと、なんでもそう見える」
- 「これってどう思う?」といって、子どもの霊感を使わせる
私の失敗談
これは、私自身の失敗談です。
くわしくは書きませんが、私の息子もそういう体験が強くある時がありました。
それである友人の紹介で「霊能者」と名乗る方に連絡を取ったところ、驚くような高額を提示されました。
また別の霊能者には、相談の後「お子さんの携帯番号を教えてほしい、今後は(母抜きで)直接お子さんに連絡を取りたい」と言われました。
もちろん断りました。
そして目が覚めました。
とにかく慎重に、行きましょう。焦りと不安は判断を鈍らせます。
医師の冷静な対応
意外にも最も冷静に話を聞いてくれたのは、あるお医者さんでした。
「先生は見えませんが、病院ではよく聞く話ですよ。」
と子どもを否定せず話を聴いてくださいました。
子どもが病院からの帰り道、
「病院ではやっぱりよくある話なんやな」
「信じてくれてよかった・・」
とほっとした顔をしていました。
私も子どものそのほっとした顔を見てこみ上げるものがありました。
否定されないということは、これほどまでに人の力になるのだと実感した出来事でした。
まとめ
お子さんが「お化けが見える」と言ったら:
- とにかく慌てないで行きましょう
- 子どもを一方的に否定しないでください
- 「見える・見えない」じゃなくて、お子さんにとっての現実に、私たちが寄り添えるかどうかが大切です
子どもは、ようやく言葉にしてくれています。
その勇気に、どうか誠実に応えていきましょう。
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一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。 |
