不登校は原因がはっきりしないことも多いですが、はっきりと原因がわかることもあります。
その一つにいじめがあります。
“いじめがあったので不登校になる”
ごくごく当然の結果です。
でも逆は成立しない。
×いじめがなくなったので以前のように登校する。
いじめ加害者がいくら謝っても傷ついた心はすぐには修復しません。
いじめがなくなったからと言って、全てが元通りになるわけないのです。
安全なはずの学校が安全ではなかった。
そしてありのままのあなたが素晴らしいと親も先生も言ってたけど
“ぼく・わたしは、素晴らしくなかったからいじめられた”
とお子さんは、思ってしまった。
学校などいけるはずがないと言っていい。
前に進むには
- ゆっくり
- じっくり
お子さんが自分でもう一度“安心感”と“自尊心”を積み上げていくしかありません。
より強く固く、そしてしなやかに。
以前よりもいいものになるように。
大人はどう支援するのが良いか?
時間はかかるかもしれません。
大人は覚悟してください。
それが理不尽によって傷ついたお子さんに対しての大人の務めです。
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