その1は、いじめと不登校の関係と大人の役割について書きました。
今日は、いじめについて知った時、
まずどうするか?
という具体的な行動について。
誰からいじめについて聞かれるかはさまざまです。
が、親御さんの気持ちは抑えてとにかくその方の話を聞ききってください。
話を遮ったり、否定したり、親御さんの動揺が伝わると
- 話のニュアンスが変わったり
- 量も質も少ない目の報告
になったりします。
いじめは、証拠となるものがなく、証言だけが頼りになることが多いです。
さらに証言は、色々な状況により変わることがあります。
例えば
お子さんが自分の身に起こったことを話していて、親御さんがすごく動揺したら親御さんを悲しませたくなくて、お子さんは、話をマイルドなものに変えるかもしれません。
またクラスメイトが証言してくれていても、その話もう一回聞かせて、と先生が別室に呼び出したら!そのクラスメイトにすればすごい圧力です。
証言が変わっても仕方ないと思います。
人間の記憶というのは、どんなに信頼できる人でも、偉い人でも時間が経って、色んな不利な状況が予想されれば記憶が曖昧になり、そのうちに偽の記憶が作られることがあります。
それが隠蔽につながっていく。
とにかく、出来るだけ早く、圧力がかかる前に全て聞き取ります。
そしてメモなどに残します。
できるなら相手に確認とりながら。
これが簡単なようで難しい。
そしてこれが基本。
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