今日はトイレのお話し。
特に低学年のお子さんで“学校のトイレが怖い”という思いを持たれるお子さんはおられます。
実際、学校でおもらしを繰り返しするお子さんによく話を聞くと
- 「トイレが怖いから行きたくない」
- 「怖いから急いで出るので失敗する」
といった話が出てきます。
私の子どもの頃に住んでいた家のトイレは外にあり、真っ暗で夜は一人では行けなかったです。
また20代の頃、住んでいた教員住宅は、ボットン便所で、下から流れてくる冷気がもう怖くて。
トイレの怖さ!
よくわかります。
学校のトイレも、今はずいぶんきれいで洋式も増えてきていますが、それでもおうちのトイレはもっときれいでしょうからギャップは大きくなったと言えます。
また
「学校のトイレで鍵が開かなくなって出られなくなったことがある」
などという体験を話すお子さんもいます。
トイレの鍵は実はよくある話です。
学校のトイレの鍵が壊れているというのは論外ですが、大人であれば特に問題がないような扉の引っ掛かりでもお子さんは、
「開かない」
と、パニックになってしまうこともあります。
または、友だちのおふざけで、扉を押さえられた
または、扉を引くべきなのに押していたなど
つまずいてしまう出来事は色々あります。
お子さんによっては、繊細に対応する必要があります。
まずはお子さんの話を聞かれて、何が問題になっているのか確認しましょう。
そして、どのように対応すればいいか教えてあげてください。
子どもにとっては重大な問題ですが、大人にとれば簡単に対応できます。
例えば
- お子さんがトイレの鍵を確認してから入るようにする
- お子さんが鍵などの具合のいいところを探してお気に入りのトイレを決める
などなど
また学校に相談して、
- 保健室や職員用のトイレを使わせてもらう
- トイレタイムをとってもらって先生も一緒にみんなでトイレに行く
などもよく使われる方法です。
トイレはプライベートの空間であるため一人ですので、怖さは格別ですね。
ですから今でも、トイレにまつわる怪談話が語り継がれるのでしょうね。
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