先日の日曜日の出来事です。
ある大型スーパーで、娘さん(5、6歳?)とお母さんと弟さん(3、4歳?)という家族がいらっしゃいました。
娘さんはどうやらお母さんに叱られているようです。
お母さんは
「注意されたら、はいわかりましたって言いなさい💢💢」
と言われていました。
娘さんは、黙って泣いていました。
そしてお母さんは、スタスタと子どもさんたちを置いて先に歩いていかれました。
すると娘さんが、何も言わずに隣にいた弟の頭をバチーンと一発叩きました。
私は、通りすがりでしたのでなぜ娘さんが叱られていたか、わかりません。
ただ弟への「八つ当たり」は確かです。お笑いのコントみたいでした。
こういうことは実はよくあります。
- 先生に叱られ、隣の席の子にわざとぶつかる
- 朝、親に生活態度で注意を受け、口論になる。登校後、友だちとトラブル
もっとひどくなると
- 怖い先生が担任している時は、みんないい子にしている。次の年に、優しい先生が担任になると暴れ出し、学級崩壊
“褒めて子育て”がもてはやされていますが、実際には、常にそんなことはできません。
子どもが大人になるために、叱ることは必要な時もあるのです。
ただ確認はしてください。
叱った内容をお子さんは、
どれくらい理解したか?
どのくらい納得したか?
叱りっぱなしにはしないでお子さんの意見を聞き、そしてお子さんの顔つき、声、態度などをよく観察しましょう。
全然理解していないようなら八つ当たりの可能性は大かも!
叱った内容が急ぐ内容でしたら、落ち着いた頃に再チャレンジ!
できれば叱る人も変われるといいですね。
ママが叱ってうまくいかなかったなら、パパ、祖父母、先生などに頼んでみましょう。
急がない内容なら保留にしましょう。
子育
てのゴールは18〜20歳。
ゆっくりいきましょう。
さてスーパーの先に行ってしまったお母さん。
しばらくすると戻ってきて弟さんを抱き上げられました。
娘さんとも何か話しています。
ホッとした場面でした。