4月に向けて学校への要望をどう考えるか?

大切なことです!モンスターペアレントなんかではありません。合理的配慮という観点で。

2月も、残り数日になりました。

今年度はあと十数日といったところでしょうか?

 

 

 もし今年度、お子さんが登校が不安定であったなら

 

来年度の

  • クラス分け
  • 担任や関わる先生

の希望を学校に出されておくことをおすすめします。

 

  • 「十分お世話になっているし、これ以上は・・・。」
  • 「あまり言うとモンスターペアレントと思われないか?」
  • 「どこまでお願いしていいか」

など迷われる方はいらっしゃるかもしれませんが

私はむしろこのお願いは

  • 具体的に
  • はっきりと

される方がいいと考えています。

 

 

学校は基本的に

『みんなに学校に来てほしい。』

と願っています。

 

 

わざわざ気の合わない友だちと同じクラスにする必要は学校には、ありません。

担任だって同じ。

わざわざ気の合わない担任のクラスにする理由は、学校には全くないのです。

 

 

希望は伝えておきましょう。

 学校に声をかければ

「希望を100%叶えることはできません。」

「約束はできませんがお聞かせください。」

となるとは思います。

 

 

これは当然です。

ここは親御さんもご了承ください。

学校はたくさんの子どもが生活する場です。

色々なことが日々ある。

その上で公平に子どもさんにとって一番いい方法が選ばれるのです。

 

(いじめなどの不当な出来事などがあれば話は違います。)

 

 

①クラス分けについて

 

現在の担任か学年主任に声をかけましょう。

 

 

新しいクラス

”気が合う友だち、気心の知れた友だちがでいるかいないか!”

または

”トラブルになった友だちがいるかいないか!”

 

 

新学期の滑り出しの明暗を分けます。

 

 

さて学校には、どれぐらい伝えたらいいかと聞かれるのですが、これは学校の規模、クラス数などによって変わります。

大きな学校でしたらいいのですが、小さな学校でしたら、どんなにたくさん伝えてもできることは限られている。

全体のバランスを見て判断してください。

場合によっては、一点に絞ったり、優先順位などを付けたりといった工夫が必要かもしれません。

 

 

 

 ②担任の希望

 

 

「是非持ち上がってほしい!」

ということでしたら、直接、担任の先生に感謝の気持ちとともに伝えておきましょう。

 

 

このように言ってもらえることは、担任の先生にとっても嬉しいことです。

登校の不安定なお子さんとの関わりは、何が正解かもわからないことも多い。

派手ではない、日々の積み重ねが必要なこと。

お子さんの言葉や親御さんの感謝の言葉が将来のいい先生を作ります

 

 

そしてさらに管理職や学年主任にも伝えてください。

 それを聞いた管理職や先生たちは、担任の一年間の頑張りを確認することになります。

 

 

反対に持ち上がりは困る場合は、直接、担任に伝えていただくことが先生、学校のためなのですが言いにくいですよね。

管理職か学年主任などへ伝えるといいでしょう。

 

 

感情的な話は抑え、

  •  このようなことを言われた
  • こうされて子どもがこういうふうになった

などと具体的に伝えてください。

 

 

③合理的配慮という考え方

 

令和6年4月1日から行政機関だけでなくすべての事業者に対して合理的配慮が義務化されます。

日本の社会全体で、困っている方に対してできる配慮はしていきましょう。

というものです。

 

診断や書類の提示は必要とされていません。

 

お子さんの登校が不安定な理由によっては、助けになります。

一度目を通しておいてください。

 

(本当は公立の学校は、これまでも義務化されていました"(-""-)")

 

このリーフレットの例では、聴覚過敏のお子さんと塾のやり取りが示されています。

学校場面でもよくあることではないでしょうか?

 

内閣府のリンクに飛びます。

リーフレット「合理的配慮が義務化されます。」

 

〇まとめ

4月の進級のタイミングは気持ちを新たにするのは最も適しています。

もちろんお子さんの状況によりますが、様々なことが、進級し、クラス替えがあったり、先生が変わることでリセットされる。

 せっかくのタイミングなので、少しでもお子さんにとって有利な状況を作っておきたい。

 

 

 ここまでしたら親御さんも一息ついてくださいね。

4月をどう考えるかはお子さん次第

ここから先は4月になってから考えましょう(^_-)-☆

 


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