子どもに理由なく怒りやイライラをぶつけられる。
親からすれば腹が立ちます。
子どもが大きくなってくると、親の痛いところをついてきたりして、不意に涙がこぼれるほどのときもあります。
私は養護教諭として28年間、たくさんの親子を見てきました。
子どもは親だから言えるということ。
これが一番大切なことだと感じています。
子どもの八つ当たりにどう対応すればいいのか。
一緒に考えましょう。
八つ当たりとは
八つ当たりは、怒りの感情をうまく処理できずに、関係のないところにぶつけたものです。
そのこと自体はいいことではありません。
でも一番身近で許してもらえる親に八つ当たりするのは賢明な判断とも言えます。
本来は八つ当たりをすると、困ったことが起こりますから。
感情のコントロールは練習が必要
感情は、私たち人間が豊かな人生を過ごす上で、とても大切なものです。
ただ感情のままに生きていては、集団生活の中でトラブルを起こしやすい。
特に怒りの感情は取り扱いが難しい。 大人でも怒りの出し方を間違えて失職する人がいますよね。
感情のコントロールは簡単ではありません。
練習が必要です。
お子さんは試行錯誤の途中。
八つ当たりも、感情をコントロールできるようになるための必要な道筋です。
「八つ当たりしちゃったけど、ママ悲しそうだったなあ」
「あの時はどうして親とあんなに揉めたのだろう?」
「お母さんにしか私の本音は言えないから・・・。」
「ちゃんとわかっているのに、パパは、あんなこというから!!!」
正しい八つ当たりのされ方
- 八つ当たりがはじまったら「これは八つ当たりだ。」と心の中でご自分に言い聞かせてください。
- 子どもの言ってくることで、受け止められることは受け止めてあげてください。正論で返したり、間違いを指摘すると長引くだけ。イメージは子どもの言ったことをただ受け止め、まな板に載せる感じ。切ったり、下味をつけたり、火に油を注いだりしない。子どもの八つ当たりだけがまな板にポツンと載る感じ。
- 腹が立てば腹が立っていい、悲しければ悲しんでください。
- 子どもの八つ当たりが収まれば、しばし休憩です。ご自身をねぎらってあげてください。
受け止めてはいけない八つ当たり
- 八つ当たりの原因や背景にいじめや理不尽な出来事があるなら、早急に対処しましょう
- 暴力や暴言は、拒否してください
八つ当たりできる関係は信頼の証
八つ当たりできる親子関係は、お子さんにとってありがたいものです。
嫌われたり、見捨てられないと思っているから。絶対的な信頼感の裏返しです。
後々振り返れば、すべて子どもさんの学びの材料だったことがわかります。
親の役割と開き直って、お子さんの成長を待ちましょう
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一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。 |
