お子さんが学校に行きたくないといったとき その5

不登校の原因ときっかけ

 

お子さんは何か語られましたか?

語られたことについて、何かしらの対応が必要です。

 

ここで知っておいていただきたいことは

不登校の“原因”と“きっかけ”について

です。

これをよく理解していないと、結果的に子どもさんに振り回されてしまうことになります。

 

 

コップの水で説明します。

  • コップには水がたまっていた。(原因)
  • そこに水のしずくが入ったことにより(きっかけ)
  • 水があふれる。(不登校など)

原因は、

いろいろなことが重なり合っています。

もしかしたらお子さん自身もわからなかったり、言葉で話せないかもしれません。

気づかないうちにたまっていたのかも。

ずいぶん時間がかかってたまったものかもしれません。

 

きっかけは、

単発で最近のことであることが多いのです。

きっかけとなる出来事は、見つけやすく・対応しやすい。

 

 

でも“きっかけ”になった出来事を解決しても“原因”となるものが有れば、根本的な解決には至りません。

 

 

ここを理解していないと、子どもさんの言ったことに振り回されることになります。

 

  • あれがいや
  • これがしんどい

親御さんが学校などに働きかけ、何とか解決した。

でも子どもは動かない。

せっかく解決したのに!!!!

という感じです。

 

それでも“きっかけ”をほおっておくことはできません。

 

 

道筋としては

まずきっかけとなる出来事に、お子さんと一緒に対応しましょう。

 

あーでもない、こーでもないと、話し合いましょう。

一緒に対応する中で原因を探っていきます。

 

じわじわと進めてください。

無理やり探るとコップのふたを閉めてしまいます。

 

きっかけと原因

 

子どもと一緒にじっくりと探りましょう

 

 



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