学校への欠席の連絡がつらい
欠席の連絡が苦痛だというお話はよくお聞きします。
私も経験があって、特に休みはじめは本当に苦しいです。
結論から申しますと、
担任の先生への申し出は必要ですが、欠席の連絡を減らすことはできます。
学校は子どもの安全が大切だから、欠席連絡が欲しいのです。
学校に行ったはずのお子さんが学校に来ていない!
教師としてヒヤッとする瞬間です。
実はよくあることです。
先生としては、
「大丈夫だろう」
とは思いながら、それでも本当に生きた心地のしない瞬間です。
(世におかしな人がいないなら、学校ももう少しおおらかになれるのですが)
- 行ったり休んだりの時期
- 遅刻が頻繁になるなど
登校が不安定になり、
- 欠席連絡を迷うようになったり
- 親御さんが苦痛に思うようになってきたら
お子さんの登校のスタイルに合わせた方法を、取られればいいのです。
具体的には、
“欠席ではなく出席の連絡をする”
というように、考えを反転させます。
先生には、
「今後は、行く時に連絡します。」
と伝えて
- 行く時、行く日は電話します。
- 行けそうなら連れて行きます。
って感じですね。
ただ先生は、遠足など行事の日は、やはり朝に連絡が欲しいという日もあります。
また給食を止めていない場合は、
例えば4時間目までに登校していなければ、準備しない
など、細かな打ち合わせがいることもあると思いますので、そこは応じてくださいね。
さて欠席連絡をしないとなると、本格的な不登校が始まると感じられるかもしれません。
実際、お子さんにとっては、この変化は大きくて登校への圧力を感じる時間が一つなくなります。
だからといって、不登校に拍車がかかるか?
それは、お子さんの不登校の理由と心の健康度によりますので、一概には言えません。
でも確実に穏やかな朝が訪れます。
お子さんは、心底、ホッとされます。
- 「生きた心地がする」
- 「朝安心して目を開けることができる」
と言われるお子さんもいました。
親子ともに
- 少し休憩して
- 体制を整え
- 今の状況を確認
お子さんが無理なく再チャレンジするための方法を探る時期だととらえられることをお勧めします。
その他関連記事