「学校に行けないなんて、この子の何がダメなんでしょうか?」
「我慢が足りないのです。どうしたら我慢できる子になるのでしょうか?」
不登校のお子さんを持つ親御さんから、時々こう聞かれます。
私は公立小学校で28年間、養護教諭(保健室の先生)をしてきました。
実は私も、長男が不登校になってすぐは、そのようなことを思っていました。
でも今は全くそうは思っていません。
その経験から、「学校が子どもに合わせる」という考え方をお伝えします。
レストランの例え話
考えてみていただきたいのですが、例えば星いくつとか、口コミが何点とかの人気のレストランに行ったとします。
でも期待を裏切り、あまりおいしくないし、混雑していてスタッフもばたばたしてる。
「あまりこの味、好きでないなあ」
「スタッフが失礼だなあ」
「居心地が良くないなあ」
そして
「もう行きたくないなあ」
となることは、あると思います。
あなたはどう感じるか
さてその時にあなたは、どのように感じられますか
「自分の舌がおかしい。」
「自分の我慢が足りない。」
「その味をおいしいと思えるように舌を強制しないといけない。」
なんて思われますか?
人気レストランだからってそちらに自分を合わせる?!
そんなことおかしいですよね。
学校も同じではないでしょうか?
- 「学校に行けない子どもがおかしい???」
- 「子どもの我慢が足りない???」
- 「子どもを変えないといけない???」
大事にする視点が違うと思いませんか?
私は、子どもが学校に合わせるのではなく学校が子どもに合わせるのが本来の姿だと考えます。
周りには分かってもらえない
私自身、悔しい涙をたくさん流しました。
でも今、不登校のお子さんは小中学生で30万人近くいます(2024年度)。
年々増えている。
でも、これが答えだと思うのです。
元養護教諭として伝えたいこと
28年間、保健室で多くの子どもたちに出会ってきました。
そして学校に合わない子どもたちを、たくさん見てきました。
その子たちが「おかしい」のではありません。
学校というシステムが、すべての子どもに合うわけではないのです。
お子さんを責めないでください。
お子さん自身も責めないでください。
まとめ
「学校に行けない」のではなく、「その学校が、お子さんに合っていない」だけです。
子どもが学校に合わせるのではなく、学校が子どもに合わせる。
これが本来の姿です。
不登校は、お子さんが悪いのではありません。
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一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。 |
