不登校と趣味

不登校のお子さんが何かの趣味に向き合うことはとても良い事です。

せっかくですから学校に行っている間にはできないことにチャレンジして欲しいです。

もし何か動き出そうとされている様子がありましたら、温かく見守りましょう。

 

 

私の知っているお子さんで自転車が趣味のお子さんがおられました。

不登校になってしばらくは家にいたのですが、動けるようになると自転車で色んな所にサイクリングにいったそうです。

 

自転車に乗っていると風が気持ちが良くて、そして人目も気にならず心が癒されたと言っておられました。

感心したのは、いつのまにかパンクを自分で直すようになっていたことです。

YouTube で動画を見て学んだそうです。

修理の材料や工具は100均。

何ともたくましいことです。

 

 

もう一人。

スイーツ大好きのお子さん。

週一回お母さんとスイーツ巡りをするのが楽しみで 、SNS で色々な情報を集めてスイーツを食べに行っていたのが、いつのまにか自分でも作るように。

またブロクで情報発信まではじめました。

時々コメントとやり取りしているそう。

「忙しい」なんて言っておられました。

 

 

 

趣味からどんどん広がり、このような一連の流れになるのが面白いですね。

 

 

 

学校へ行っていると、時間がどうしても細切れになります。 

このようなダイナミックな経験にはなりにくい。

こういう経験をしたお子さんは実はすごく力がついていて、今後いろんなことに取り組む下地が出来ていると言えます。

 

とても頼もしいですね。

 

 

 

お子さんが趣味を取り組む時の親御さんの注意点を3つ

  1. 心も体も元気で自分から動き出しているということ
  2. 親御さんが出来ることは、きっかけづくりと情報提供と資金援助だけ
  3. 親御さんはそこに何かを望んではいけません。例えばパティシエになってくれるといいなとか、賞を取ってくれるといいなとか、自転車の整備士さんの免許を取ってくれるといいなあとか。親御さんの思いはゼロにしてください。 

 

子どもの成長や頑張りは尊いものです。

 

 


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