不登校のお子さんの給食費について(その1)

給食は止められるのか

食べていないお子さんの給食費を払い続けている。

とのことを時々お聞きします。

 

結論から申しますと、

止めることはできると思います。

 

止めたいと思われるなら

親御さんの方からはっきりと、学校に意思を伝えてください。

 

 

 

担任に話をしても

「(給食は)止められない」

といわれる人もいます。

担任がダメなら、栄養職員管理職に相談なさってみてください。

 

 

それでも難しければ、教育委員会、文部科学省などご相談なさってください。

(直接、まず文部科学省に相談してその話を元に、文部科学省は電話したらこう言ってるよ、なんてのもいいかもしれません。)

 

 

 

なぜ親御さんの方から伝えるかと言うと、学校からは、

「給食を止める」

と言うことは、大変言いにくいことなのです。

 

 

理由は、2つあります。

 

1つ目は、

担任は、

「子どもを切り捨てる」

と親や子どもさんに思われるのではないかと思い、伝えることに二の足を踏んでいるケース。

(実際、それで親御さんが傷つかれてトラブルになるケースがあります。多分、担任の説明不足だと思う。)

 

2つ目の理由は、

担任自身の罪悪感。

担任は、

「お子さんの不登校について自分の何が悪いのか」

と罪悪感を抱えている人は多いです。

ですので、自分から不登校を確定してしまうようなことを言えないのです。

 

 

表面上は、何も感じてないように見える担任も、実は、心の深くでは、自分の力が不足していることは感じています。

(無意識下で葛藤していて、現実を認めたくないみたいなこんがらがった考え方の方もいますが!)

 

 

止めようと思われるなら何にも気兼ねせず、親御さんからはっきりとおっしゃればいいのです。

食べていない給食費を払うより、そのお金でお子さんと一緒にランチに行って楽しい時間を過ごす。

その方が絶対いい。

 

 

次は

「急に学校に行くなど給食が必要になったらどうなるか」

などについて書きますね。

 

 



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