不登校のお子さんの給食費その3 先生への伝え方

給食を止めることを、先生に伝える時のポイント。

まず給食を止めることは、

その1で書きましたように先生自身にダメージがある時があります。

担任であれば特に。

ただこれは気になさらなくていいです。

 

この件で、先生の心がダメージを受けるのは、その先生自身の問題だと思います。

ただ親御さんは、このことを心に留めて、慎重に丁寧にお伝えになってください。

 

そして実際に伝えても、

給食を止めることができる

ということを知らない先生がほとんどです。

また学校も即答できないかもしれません。

 

賢明な先生なら、ここで一旦確認作業が入るでしょう。

 

 

先にこの時点で、客観的な情報を伝えておきます。

親御さんは、先に情報を調べておいてください。

 

 

例えば、事前に教育委員会などに尋ねておいて

「教育委員会は、校長裁量だと言ってます。」など

 

また、

  • 近隣の学校の情報
  • PTAの会長さんの意見
  • カウンセラーの意見
  • 他の不登校の親御さんの意見

とか。

弁護士さんの見解などもネットでは、載っているサイトもありますね。

 

 

ほとんどの先生は、親御さんのいうことをきちんと公平に受け止めることができます。

が、一部に、不登校の親は、

  • 自分勝手だ
  • 給食止めるなんて聞いたことない 

など、自分の物差ししか持たない先生もいますので、門前払いをさせないための策です。

 

 

また給食を止める事務については、ネットショップのキャンセルのように簡単にできると思われるかもしれません。

が、学校に入っているシステムって何故か、本当に使い勝手が悪く

(コストを抑えていながら、セキュリティを重視しているからだと思いますが)

この程度の事務作業でも案外時間がかかります。

 

また管理職、教育委員会に口頭の報告さらに文書による報告が必要だったりします。

そして給食の食数が変わるので、給食主任や栄養職員に報告などなど、いろんな事務仕事が付いてきます。

 

食べていない給食を止めることは、当然のことで、その作業は当然、学校側が、行うことではあります。

が、学校、先生から見れば結構、手間がかかる作業でさらに先生自身の心の苦痛が伴う可能性のある作業になります。

 

ですので丁重にお願いされることが結局はスムーズに進むコツです。

クッション言葉、なんていうのをうまく使ってお話しされれば完璧ですね。

 

 



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