モンスターペアレント!?
学校の対応が子どものためにならないと感じられたときは、遠慮なく学校にお尋ねされることをおすすめします。
「こんなこと言ったら私は、モンスターペアレント?」
と懸念される方がいらっしゃいます。
モンスターペアレントというのはそんなに生易しいものを言うのではありません。
このようにご自身を客観的に見られる方はモンスターペアレントではありません。
モンスターペアレントは、理論が破綻しています。
モンスターペアレントにならないための話し合いのポイント
学校との向き合い方は、
“クレームを付ける”
”改善を求める”
というような姿勢ではなく
”対等に話し合いをする”
と言う姿勢でお願いします。
そして忘れてはいけないのは目的は
”子どもさんのためだということ”
これだけはぶれてはいけない。
そして同時に学校の限界も知っておいてください。
学校は、教育基本法、学校教育法など様々な法律に沿って運営しています。
一年間の授業数、内容、先生の数や学校の役割、先生の勤務時間など細かなことまで決められています。
話し合いや解決策はこの枠組みの範囲でしていきます。
これさえ心の隅に置いてくださって、学校と向き合ってもらえばモンスターペアレントにはなりません。
学校と話し合いで解決の方向が見えたり、学校と信頼関係が積み上げられそうならやれやれです。
引き続き、話し合いながら試行錯誤を繰り返してください。
もし問題の解決がなされないときは、
- 担任・一般教員
- 管理職
- 市町村教育委員会
- 都道府県教育委員会
- 文部科学省
のように上部の機関を巻き込むイメージで進めます。
モンスターは親ではなく学校なのではないか?
さてそろそろ親御さんには、考えていただく必要があります。
『このまま話し合いをした先に解決はあるのか。』
『その解決策は、子どもにとって必要なのか』
学校教育は今、崩壊寸前であると言えます。
いや学校によってはすで崩壊していると感じる学校もあります。
このまま話し合いをしていいのか。
これは不毛なのではないかと親御さんが感じられたなら思い切って他の選択肢も探し始めてください。
決断はまだ先でいいのです。
リサーチするだけ。
そもそも子どものために始めた話し合いです。
子どもさんのため一番いい選択肢を選んでいただきたい。
情けないのですが、今まで通り無条件に学校に希望を持てない時代になっています。
モンスターは、親だけではない、学校にもいるかもしれません。