不登校のお子さんの教科書の捨て時
年末です。
なにかと気ぜわしい時期です。
大掃除されますか?
不登校が長くなってくるとまっさらな教科書が気になったりします。
そして
何かしらのドリル。
プリント類。
見るだけで心が痛い。
今年のものは、まだあと3学期があるわけですから捨てるわけにはいきません。
しかしなんともうっとおしい。
片づけるなら、お子さんに声をかけてからにしましょう。
お子さんにもいろいろな思いがあるでしょう。
それはいい思いではないかもしれない。
それでも勝手に片づけるのはお子さんの思いを踏みにじることになります。
もしお子さんが片づけに意欲的であればそれはとてもいい傾向です。
断捨離ですね。
物を捨てるということは、心理的にも意味があること。
しかしそうはいかないことも多いです。
お子さんに少しでも拒否が見られたらも、そのままそうっとしておくことをお勧めします。
もし親御さんが整理するのなら
情報はすぐ古くなりますし、どんな情報もほとんどがネット上で収集できます。
捨てても何も問題がないことが多いです。
しかしそれらのものを
- ちらっとでも見て
- 重要度を判断して
- ごみ箱にポイする
という仕分け作業は、人によっては心を使います。
- ホントに捨てていいのかな
- あー学校に行ってほしいな
- このまま学校に行かないとどうなるのだろう
- しんどいなあ
- 悲しいなあ
これは、この年末の忙しい時にすることではありません。
私のお勧めの方法をご紹介します。
大きな箱を用意します。
そこにプリントや、教科書、教材を放り込んでいく。
表には令和4年度(〇〇学校××年生)と書いておき、とにかく放り込んでいきます。
ただそれだけ。
何も考えないことがポイントです。
個人情報だけは気を付けてください。
この箱は、来年の3月になって学年が上がるときに捨ててもいいですね。
でもまだ何か「もやもや」と思われるようでしたら、そのまま蓋をして庭やベランダの一応雨にかからないところに出す。
(ややこしくならないために学年ごとに箱が一つ)
その箱をみてもなんとも思わない日がきっときます。
その時に箱を開けずにそのまま捨てましょう。
忙しい年末です。
心の消耗は節約しましょう。